こうして、神は人間を世界の各地に散らしたので、都市建設はもうできなくなりました。
エベルには二人の息子が生まれました。ペレグ〔「分裂」の意〕とヨクタンです。ペレグという名の由来は、彼の時代に世界が分裂し、人々が散らされたからです。
これらの人々はみなノアの子孫の家系で、洪水のあと何世代にもわたって、彼らからいろいろな国が興ってきたのです。
この人たちの子孫は各地に散らばり、海に沿ってそれぞれの言語を持つ国々をつくりました。
この都の名がバベル〔「混乱」の意〕と呼ばれたのは、このためです。つまり、神がたくさんの国語を与えて人間を混乱させ、各地に散らしたのが、この地だったからです。
彼らの怒りにのろいあれ。激しく残虐な怒りにのろいあれ。二人の子孫は、イスラエルの各地に散らしてしまおう。
主はひと息で、反抗的な国々の策略を吹き消されます。
神に対して悪事を働く者は、滅びに至るのです。
その御手はどんなに力強いことでしょう。 主は心の高ぶった者を追い散らし、
世界を造られた時、 神は天使を遣わし、国々を監督させた。