「そうか。では、彼の居場所を突き止めて捕まえよう。」 やがて、「エリシャがドタンにいる」という知らせが届きました。
「ああ、あの人たちか。だったら、ここにはもういないよ。確かドタンに行くとか言っていたな。」 ヨセフはドタンまであとを追って行き、ようやく彼らを見つけました。
そこで王は、五十人の兵士に隊長をつけて、エリヤの逮捕に向かわせました。彼らは丘の上に座っているエリヤを見つけて声をかけました。「神の人よ、王の命令だ。いっしょに来てもらおう。」
すると家臣の一人が言いました。「王様、私どもではありません。イスラエルにいる預言者エリシャが、王様が寝室でこっそりおっしゃることまで、イスラエルの王に告げているのです。」
そこで、ある夜、シリヤの王は戦車と馬で武装した大軍を差し向け、ドタンを包囲しました。
王は王子エラフメエルとアズリエルの子セラヤとアブデエルの子シェレムヤに命じて、バルクとエレミヤを逮捕させようとしました。しかし、主は二人を隠したのです。