そこで主は、かねて預言者たちによって警告したとおり、カルデヤ人、シリヤ人、モアブ人、アモン人の略奪隊を送って、ユダとその民を滅ぼそうとしました。
『この宮殿にある物が、一つ残らずバビロンに運ばれる時がくる。先祖の宝物はすべて持ち去られ、何も残らない。
主は言われました。「わたしは、イスラエルを退けたようにユダも退ける。わたしが選んだ町エルサレムも、わたしが自分のものだと言った神殿も捨てる。」
そこで王は、彼らのために盛大なもてなしをしてから、シリヤ王のもとに帰しました。その後、シリヤの略奪隊によるイスラエル侵入はぴたりと止みました。
そこで神はアッシリヤ軍を出動させ、ユダに攻め込ませました。アッシリヤ軍はマナセを鉤で引っかけて捕らえ、青銅の足かせにつないで車に乗せ、バビロンへ引いて行きました。
この男が報告し終えないうちに、もう一人の使者が息せき切って駆け込んで来ました。「だんな様! 三組のカルデヤ人の野盗がらくだを奪い、召使たちを殺しました。私一人が、何とか逃げて来たのです。」
それも、ずっと遠い国々からだ。 バビロンよ、彼らはおまえを攻め立てる神の武器だ。 神の怒りを運んで来て、おまえの国を見るも無残に踏みにじる。
洪水はくり返し襲いかかり、 おまえたちを一人残らず押し流す。 だから、わたしが前もって警告しておいたことが 実際どれほど恐ろしいことか、身にしみてわかる。」
しかし安心はできません。やがて、あなたとあなたの民とあなたの父の家に、恐ろしいのろいが下ります。ソロモンの王国がイスラエルとユダに分かれて以来、一度もなかった恐怖が襲います。アッシリヤの大王が大軍を率いて押し寄せるのです。
わたしの民は倒れた。 わたしは、はげたかと野獣の群れに、 その死体の肉を食べさせる。」
ユダのすべての民にあてられた次のことばは、ヨシヤの子でユダ王国のエホヤキム王の治世の第四年に、主がエレミヤに語ったものです。この年に、バビロンのネブカデネザル王が即位しました。
エレミヤのほかにも、シェマヤの子でキルヤテ・エアリム出身のウリヤという主の預言者がいて、同じ時期に、エルサレムとその住民とをきびしく非難しました。
この神殿をシロの神殿のように壊し、エルサレムを全世界ののろいの代名詞とする。」
わたしは必ず、この町をバビロニヤ人とバビロンのネブカデネザル王の手に渡す。彼がここを占領する。
ところが、バビロンのネブカデネザル王がこの国に攻め上った時、怖くなってエルサレムへ引っ越すことに決めました。それで今、ここにいるのです。」
ネブカデネザルが即位して七年目に、捕虜としてバビロンへ連れ去られた人々の数は、三千二十三人でした。
エルサレムは助けを求めて哀願しますが、 だれも慰めてくれません。 主がこう語ったからです。 「隣人が敵となれ。 この都は悪臭を放つぼろきれのように、 投げ捨てられてしまうがいい。」
それで、諸国の軍が四方から攻め上り、 彼を落とし穴に追い込んで捕らえた。
見よ、バビロニヤ人が攻めて来る。ペコデやショアやコアから、すべてのカルデヤ人がやって来る。それに、馬にまたがった、アッシリヤの美しい若者、高官たちが加わっている。
そんなあなたがたのせいで、 エルサレムは畑のように耕され、廃墟となる。 神殿が立っている山の頂も藪で覆われる。
地上の新しい勢力として、カルデヤ人を起こす。 残忍で横暴なこの民は、世界を行き巡り、征服する。