しかし、彼らがあまりにもしつこく言うので、ついにエリシャも根負けして、「そこまで言うなら、そうしなさい」と折れました。そこで五十人の男たちが三日間、手分けして捜しましたが、エリヤの姿はどこにも見あたりませんでした。
すごすご引き返して来ると、エリシャはまだエリコにいて、「だから、あれほど行くなと言っただろう」と彼らをしかりました。
そう言うとエリシャは、ハザエルが恥じ入るほどじっと彼の顔を見つめ、急に泣きだしました。
しかし、友達だからというのでは何もしてくれなくても、しつこく戸をたたき続けるなら、その根気に負けて、必要な物を出してくれるでしょう。
私は、彼らが神の誉れをどんなに熱心に求めているか、よく知っています。しかし、それは見当違いの熱心なのです。
エノクも神に信頼したので、神は彼に死を経験させず、天に引き上げてくださいました。神が連れ去られたので、彼は突然、姿を消したのです。神は、ご自分がどんなにエノクのことを喜んでいるか、前々から告げておられました。