アッシリヤの王はシリヤの首都ダマスコを攻撃し、住民を捕虜としてキルに連れ去り、レツィン王を殺しました。
ベン・ハダデはアサ王の要請を受け入れ、シリヤの軍を動員してイスラエルを攻めました。シリヤ軍はイヨン、ダン、アベル・マイムの町々、またナフタリにある物資の補給基地を占領しました。
アハズ王は神殿の金や王宮の宝物を彼に贈りましたが、何の効果もありませんでした。
そういうわけで、主は、シリヤの王がアハズ王を打ち、国民の多くを捕虜としてダマスコへ引いて行くままにしました。イスラエル軍もユダに攻め入り、大損害を与えました。
『さあ、カルケミシュのように カルノもやっつけてしまおう。 ハマテなど一飲みだ。 アルパデのように必ず降伏するだろう。 サマリヤもダマスコのように 足腰が立たないようにしてやろう。
これは、シリヤ(アラム)の首都ダマスコへの神のことばです。 「見よ。ダマスコは影も形もなくなる。 もはや町ではなく、巨大な瓦礫の山となる。
エラム人は弓の名手、 シリヤ人は戦車をあやつる名人です。 さらに、キル人は盾を並べて逃げ場を絶ちます。 彼らは、最も美しい谷に押し寄せ、 城門の前にあふれます。
手紙にもあるように、王が国々を滅ぼしたのは事実です。
このうぬぼれに対して、 神は東からシリヤ人を西からペリシテ人を送り、 あなたがたに敵対させます。 彼らは牙をむき出して、イスラエルに襲いかかります。 それでも主の怒りはやまず、 振り上げたこぶしを下ろされません。
「イスラエルの民よ。わたしにとって、 あなたがたはエチオピヤ人より大切であろうか。 確かにあなたがたをエジプトから連れ出したが、 ほかの民も同じようにしたのだ。 ペリシテ人をカフトルから、 シリヤ人をキルから連れ出した。