折しも、アッシリヤの王プルがこの地を侵略しました。その時、メナヘムが銀一千タラント(三万四千キログラム)を与えたので、プルは引き返しました。王は資金調達のため、資産家全員から銀五十シェケル(五百七十グラム)ずつ強制的に取り立てました。
ヨアシュ王は、ユダの歴代の王ヨシャパテ、ヨラム、アハズヤなどが主のために選んでささげた物すべて、さらに王自身のささげ物を、神殿と宮殿の宝物倉にある金とともにハザエルに送ったので、彼は攻撃を中止しました。
王国をしっかり掌握すると、アマツヤは父ヨアシュを暗殺した者たちを殺しました。
メナヘムは主の前に悪を行い、ヤロブアム一世のように偶像を礼拝し、民を恐ろしい罪に誘い込みました。
ペカが王位にある時、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセル(プル)が攻めて来て、イヨン、アベル・ベテ・マアカ、ヤノアハ、ケデシュ、ハツォル、ギルアデ、ガリラヤ、ナフタリの全土を占領し、住民を捕虜として連れ去りました。
このため、神殿や宮殿の宝物倉にあった金銀を贈り物として差し出したので、
足りない分は神殿の扉と柱の金箔をはぎ取ってまで、アッシリヤの王に渡しました。
大いなる、恐るべき神様。あなたは愛と思いやりに満ち、約束をお守りになる方です。私たちが経験してきたすべての困難が、全く無駄だったというようなことになりませんように。アッシリヤの王に初めて征服されてから今日まで、私たちや王、諸侯、祭司、預言者など、私たちの先祖の経験してきた困難は大きなものでした。
それにアッシリヤも加わって、 このロトの子孫たちとの連合軍ができました。
しかしながら、暗闇と絶望の時代は、いつまでも続くわけではありません。もうすぐ、ゼブルンの地とナフタリの地は神からの辱しめとさばきを受けますが、将来は、海沿いの道、外国人の住むガリラヤ、ヨルダン川の東の地は、神の栄光でまぶしいほどになります。
主はこう告げます。 「いつかは死ぬ人間を頼りとし、 心が神から離れている者は、のろわれる。
イスラエル人はライオンに追われる羊のようだ。初めはアッシリヤの王がその肉を食い、次にはバビロンのネブカデネザル王が、骨まで食いつくした。」
この子牛の神の像は、 彼らがアッシリヤに奴隷となって行く時、 そこの大王への贈り物としていっしょに運ばれます。 こんな偶像に信頼していたのかと エフライムはあざけられ、イスラエルは恥をかきます。
エフライムとユダが自分たちの病状を知ると、 エフライムはアッシリヤの大王に頼ろうとする。 だが、大王は助けることも、治すこともできない。