ゲゼルは、以前エジプトの王が攻め取って焼き払い、そこに住むカナン人を殺した町ですが、のちに、ソロモンの妻となった自分の娘に結婚の贈り物として与えていました。
ソロモン王はエジプトの王(ファラオ)と同盟を結び、ファラオの娘と結婚しました。彼女をエルサレムに連れて来て、宮殿と神殿と町の城壁を建て終わるまで、ダビデの町に住まわせました。
この部屋のうしろにある庭を取り囲むようにして、同じく杉材を張り巡らした、王の住まいがありました。またソロモンは、妻としたエジプト王の娘のために、自分のと同じ大きさの住まいを、宮殿の中に建てました。
ソロモン王は、ファラオの娘をエルサレムの旧市内に当たるダビデの町から、宮殿の中に建てた建物に移した時、ミロの要塞を造りました。
ラキシュ攻撃のさなか、ゲゼルの王ホラムが、ラキシュへ援軍を率いてやって来ましたが、ヨシュアはホラムをも倒して、彼らを一人も残しておきませんでした。
ゲゼルに住むカナン人は追い払われなかったので、今も奴隷として、エフライムの人々の中で生活しています。