二十年がかりで、神殿と宮殿を建て終えたソロモン王は、
ソロモン王はエジプトの王(ファラオ)と同盟を結び、ファラオの娘と結婚しました。彼女をエルサレムに連れて来て、宮殿と神殿と町の城壁を建て終わるまで、ダビデの町に住まわせました。
神殿の土台がすえられたのは、ソロモン王の即位後四年目の五月で、
建て終わったのは、即位後十一年目の十一月でした。完成まで七年かかったことになります。
それからソロモン王は、十三年かかって宮殿を完成させました。
ソロモン王が神殿と宮殿、それに前々から建てたいと望んでいた建物をすべて完成させた時、
ツロの王ヒラムに、ガリラヤにある二十の町を与えました。ヒラムが建築用のレバノン杉と糸杉の材木や金を提供してくれたお返しでした。ところが、ヒラムは町々を視察して、それが気に入らなかったので、
すると、彼らはこう答えるのです。『私たちは天地の神のしもべであり、イスラエルの偉大な王が何百年も昔にここに建てた神殿の復興を図っています。