そこで、こう答えました。「あなたは民を正しく治める知恵を求め、長生きすることや財産、または敵に勝つことを願わなかった。
ソロモンが知恵を願い求めたので、主はことのほか喜びました。
王のこの裁きのことは、たちまち国中に知れ渡るところとなりました。民はみな、神がソロモンにすばらしい知恵を与えたことを知って、王を畏れ敬うようになりました。
どうか、民を正しく治め、善悪をはっきり見分けるために、すぐれた判断力と聞き分ける心とをお与えください。いったいだれが、自分の力でこれほどの重い責任を果たせるでしょう。」
神はソロモンに言いました。「何よりも民の力になりたいと願っていることがよくわかった。あなたは自分のために財産や名誉、敵への復讐、さらには長寿さえ求めず、わたしの民を正しく導くための知恵と知識を求めた。
神が助けるはずはないと、だれもが言っています。 ああ主よ、御顔の光で私たちを照らし出し、 彼らが誤っていることを実証してください。
白髪は光栄の冠、 神に従う人の中に多く見いだされます。
おまえは、自分のために特別なことを求めてはならない。わたしはこの民に大きな災いを下すが、おまえのことは、報いとして、どこへ行っても守ることにしている。』」
御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどのように祈ったらよいかさえわからないのですが、御霊は、ことばに表せないほどの深い同情と理解をもって、とりなしてくださるのです。