それから、ヨシャパテ王に向かって、「ラモテ・ギルアデを取り返すために援軍を送ってくださいませんか」と頼みました。「よろしいですとも。あなたとは兄弟同然の仲です。民も、馬も、ご自由にお使いください。
こうして、イスラエルのアハブ王とユダのヨシャパテ王は、それぞれの軍隊を率いてラモテ・ギルアデに向かいました。
まず、主にお伺いを立ててみようではありませんか。」
ヨシャパテ王は答えました。「よろしいですとも。どこまでも、あなたについて行きますよ。わが軍はあなたの指揮下にあるようなものです。それにしても、まず主に伺いを立ててみようではありませんか。」そこでアハブ王は、おかかえの異教の預言者四百人を集め、「ラモテ・ギルアデへ攻め上るべきだろうか、それとも、やめるべきだろうか」と尋ねました。「行きなさい。勝利は間違いありません。」と、彼らは口々に答えました。
ハナニの子で預言者エフーが出向いて来て、言いました。「悪者を助けていいのですか。主を憎む者を愛すべきなのでしょうか。あなたがそのようになさったので、主の怒りが下ります。
知恵ある人のそばにいれば知恵ある人になり、 悪人のそばにいれば悪に染まります。
そういう人たちにだまされてはいけません。それに耳を傾けていると、同じ状態に陥ってしまいます。
邪悪で無益な快楽に身を任せてはいけません。むしろそれを非難し、明るみに出しなさい。
そんなことをすれば、自分から悪の仲間入りをするはめになるのです。
勝利を得る者、すなわち、最後までわたしの働きを全うする者に、諸国民を支配する権威を与えます。