そのころには、すでにアハブ王の全軍が攻撃に加わり、
外国人部隊を見た彼らの斥候は、「少数の敵が攻めて来ます」と報告しました。
ベン・ハダデ王は、「休戦のために来たにしろ、戦うために来たにしろ、生け捕りにしてしまえ」と命じました。
手当たりしだいにシリヤ兵を殺したので、シリヤ軍はパニック状態に陥り、いっせいに逃げ出しました。イスラエル軍は追撃し、ベン・ハダデ王と少数の者だけが馬で逃げ延びました。
ヨアブの指揮する隊が攻撃をしかけると、シリヤは退却して逃げ出しました。