一方ヤロブアムは、エフライムの山地にシェケムの町を再建し、そこを首都にしました。のちに、ペヌエルも再建しました。
そのまま旅を続け、シェケムの近くまで来ると、モレの樫の木のそばで野営することにしました。当時、この地方にはカナン人が住んでいました。
イスラエル人が今でも腰のすじ肉を食べないのは、ここに由来があります。
レハブアムがシェケムで即位すると、すべてのイスラエル人が即位を祝うために集まりました。
ヤロブアムは考えました。「気をつけなければいけない。民は、ダビデの子孫を王にしたいと考えるかもしれないから。
バシャ王は、エルサレムに通じる交易ルートを遮断しようと、ラマに大きな要塞の町を築きました。
オムリ王は、現在サマリヤとして知られる丘陵地帯を地主のシェメルから銀二タラントで買い取り、町を建てました。町は、元の地主シェメルにちなんで、サマリヤと呼ばれるようになりました。
ソロモン王は労働者を集めて、神殿と宮殿のほかにも、ミロの要塞、エルサレムの城壁、ハツォルとメギドとゲゼルの町々を造りました。
シェケム、シロ、サマリヤから、神殿で礼拝するために、八十人の者がミツパに来ました。めいめいひげをそり、着ている物を裂き、体に傷をつけて、供え物や香を運んでいました。
またペヌエルにも赴いて町のやぐらを破壊し、男子全員を殺しました。
それからペヌエルに上り、食糧を求めたところ、ここでも同じ返事でした。
ある日、ギデオンの息子アビメレクは、シェケムに住む母方のおじたちを訪ねて言いました。
