かつて、ダビデがヨアブを連れて、戦死したイスラエル兵を葬りにエドムへ行った時、イスラエル軍がエドムの男子をみな打ち殺しにしたことがありました。
神は答えられました。「あなたのお腹にいる二人の子は、二つの国へと分かれ、互いにライバルとなる。一方がより強くなり、兄は弟に仕えるようになる。」
ダビデの名声はいよいよ高まりました。ダビデは帰還すると、塩の谷でエドム人一万八千を打ち滅ぼし、
エドム中に兵を駐屯させました。エドム人はみな、イスラエルに貢ぎ物をささげるしもべとなったのです。これもまた主が、行く先々で勝利を与えたことの一つです。
こうして主は、エドム人ハダデが勢力を増すようにしました。ハダデはエドム王家の子孫だったので、ソロモンも神経を使うようになりました。
六か月にわたる虐殺の結果、エドムの男子はほとんど死滅しました。当時、まだほんの子どもだったハダデと、彼を連れてエジプトへ逃げた数人の家来だけが難を免れたのです。彼らはこっそりミデヤンを出てパランへ行き、そこでほかの者と合流し、そろってエジプトへ逃れました。エジプトの王(ファラオ)は、彼らに家と食糧をあてがいました。
神以外のだれが、こんな要塞で固められた町々を 征服する力を、私に授けてくれるでしょう。 また、エドムまで導いてくれるでしょう。
ああ神よ。 あなたは私たちを拒み、その守りをもくずされました。 御怒りにふれて、私たちは見捨てられたのです。 主よ、もう一度、情けをかけてください。
子どものうち男の子と、男と寝たことのある女は生かしておくな。
戦いは大勝利でした。敵方の男はみな殺され、
そしてその町があなたがたの手に落ちたら、男はすべて打ちなさい。