彼は強情で、イスラエル人の出国はあくまで許さないだろうと、主が言ったとおりでした。
主はモーセに言いました。「再び王のところへ行って要求しなさい。しかし、承知しないだろう。わたしがそうさせるからだ。それは、彼らの間で奇跡を通して、わたしの力をさらに見せるためであり、
しかし主は、またもファラオの心をかたくなにしたので、今度も彼はイスラエル人を行かせませんでした。
これを聞いて、ファラオはまた心を固くしました。神がそうされたのです。「そんな勝手を言うなら行かせてやるものか」と彼は思いました。
もし行かせないなら、明日いなごの大群を送る。国中がいなごで覆われ、地面を見ることさえできなくなる。雹の害を免れた作物も、今度ばかりは助からない。
だが、王も一筋縄ではいかない。
彼らがエジプトを出てわたしを礼拝できるようにせよと、わたしはあなたに命じたが、あなたは拒否した。その罰に、あなたの長男を殺す」と。』」
それでもファラオは、頑としてモーセの言うことを聞こうとしません。
しかし、主はなおも命じます。「がっかりしてはいけない。朝になったら、またファラオのところへ行きなさい。彼は川へ水浴びに行くから、この前、蛇に変わった杖を持って、岸で待っているのだ。
ナイル川にいるかえるのほかは、みな死にます。」
ところが、かえるが死んでしまうと、ファラオはまた強情になり、約束を破って、イスラエル人を行かせないことにしました。主が予告したとおりでした。
もし行かせないなら、かえるの大群を発生させて国の端から端まで、かえるだらけにする。
もし拒否したら、
それを見て、ファラオと家臣たちはまたかたくなになって、今度も約束を破りました。
ファラオは使いをやり、イスラエル人の家畜が一頭も死なないというのはほんとうかどうか調べましたが、間違いありませんでした。それでも、やはり彼の気持ちは変わらず、イスラエル人を行かせようとはしませんでした。
だが、わたしに背き、 言うことを聞かないままでいるなら、 おまえたちは敵の手にかかって殺される。 主であるわたしがこう言うのだ。
「彼らは悪に悪を、偽りに偽りを積み重ね、 絶対にわたしのところへ来ようとしない」と、 主は言います。
心を火打ち石のように堅くして、全能の主である神が命じたことば、主の霊によって先の預言者たちを通して示された教えを聞くことを怖がった。だから、あれほど激しい神の怒りが下ったのだ。
ところが、ヘシュボンの王シホンはこれを断りました。今日見るとおり、王をあなたがたの手で滅ぼそうと、主が強情を張らせたのです。
あなたがたに語りかけてくださる方に聞き従いなさい。イスラエルの民が指導者モーセに従うことを拒んだ時、彼らへのさばきは決定的なものとなりました。まして、天からの神の声を拒むなら、どんなに恐ろしい罰が下ることでしょう。
かつてのエジプト人やその王のように強情を張ったり、逆らったりしてはいけません。あくまでもイスラエルを去らせまいとしたおかげで、彼らが神からどれほど恐ろしい災害を受けて痛めつけられたか。