祭壇は板で作り、中を空洞にする。すべて、わたしが山の上で指示したとおりに作りなさい。
こう言うと王はソロモンに、神殿とその付帯施設である宝物倉、屋上の間、内部屋、いけにえの血を注ぐ場所のある聖所の見取り図を授けました。
ダビデはソロモンに言いました。「この見取り図はみな、神様から直接頂いたものだ。
作る物はみな、この山の上でわたしが指示する型どおりに、正確に作らなければならない。
住まいは天幕(テント)にすること。その設計図と必要な器具の細かい寸法は、次のとおりである。
彼らがわたしを拝んでも、むだなことだ。 神のおきての代わりに、 人間の規則を教えているのだから。』(イザヤ29・13)」
荒野の旅で、先祖たちは、神殿の代わりに持ち運びのできる幕屋を携えていました。その中には、神様が下さった十戒を彫った、石の板が二枚ありました。この幕屋は、神様がモーセに指示なさったとおり、寸分の狂いもなく造ってありました。
地上の祭司が奉仕をする神殿は、天にある本物の神殿をまねて造ったものにすぎません。幕屋(イスラエルの民が荒野で神を礼拝した聖所)を建てようとしたモーセは、シナイ山で神から指示を受け、天にある幕屋の型に寸分たがわないものを造るようにと命じられたのです。