いなごはエジプト全土の隅々まで埋め尽くしました。エジプト史上、これほどのいなごの大群は、後にも先にも一度も見ないものでした。
農作物の立ち枯れや、いなごや油虫の発生によってききんが起こったり、敵が攻めて来たり、また疫病や災害に襲われたり、そのほか、どんな問題が起こった時でも、
神はエジプト人の作物を油虫に食べさせ、 その収穫をいなごの餌にされました。
嘆き声が全土に響き渡るだろう。いまだかつてなかったような、これからも二度とないような悲痛な叫びだ。
それもよいが、明日の今ごろ、わたしはこの国全体に雹を降らせる。エジプトの国が始まってからこのかた、だれも経験したことがないような雹だ。
わたしのぶどうの木を荒らし、 いちじくの樹皮をはぎ取り、幹も枝も白く、 丸裸にしてしまう。
いくら種をまいても、いなごが食べてしまうので、収穫はわずかです。
いなごは、木といわずぶどうといわず、あらゆるものを食い尽くします。