それで、王は全国民に、「以後、ヘブル人の子は、女の子だけを残して、男の子はみなナイル川に投げ込め」と命じたのです。
それから二年後のある夜、今度は王が夢を見ました。ナイル川のほとりに立っていると、
このころ神は、 エジプト人をイスラエルの敵と変え、 イスラエルは奴隷にされました。
開けてみると、なんと中で子どもが泣いているではありませんか。「まあ、かわいそうに! きっとヘブル人の赤ちゃんだわ。」王女は思わず叫びました。
彼らは悪いことをするだけが生きがいで、 人殺しは彼らの専売特許なのです。
怒られるよりも、嫉妬されるほうが怖いものです。
彼らは一日分の悪事を働かないと、 その夜はおちおち眠ることもできず、 人をつまずかせないうちは ゆっくり休むこともできません。
ユダヤ人に悪巧みをはかり、親たちに子どもを捨てさせたのです。
モーセの両親の行為も信仰によるものでした。すぐれた子どもが授けられたことを知った彼らは、神がエジプト王の手から、その子を救い出してくださると信じました。それで、子どもを殺せという王の命令にもひるまず、その子を三か月のあいだ隠しておいたのです。