先祖たちは代々、この幕屋を受け継ぎ、ヨシュアの指揮のもとに外国と戦って得た新しい領土に運び込み、ダビデ王の時代までありました。
一方、ギブオンの丘にある古い幕屋も、そのままになっていました。ダビデは、そこで祭司ツァドクと同僚の祭司たちを仕えさせました。
当時、モーセが荒野で造った幕屋と祭壇は、ギブオンの高台にありました。
彼らの前に、すべての国々は勢いを失い、カナンの王や国民でさえ屈服しました。
神はこの地に住みついている民族を追い払い、 イスラエルの各部族に、 領地を分配してくださいました。
神は私たちをエジプトから、 弱々しいぶどうの木を運ぶようにして連れ出し、 約束の地から異教の民を追い出して、 そこに植えてくださいました。
また、カナンの七つの民族を滅ぼし、その土地を相続財産として分配なさいました。こうなるまでに約四百五十年もかかりました。そのあとは、預言者サムエルが現れるまで、さばき人が国の秩序を保っていたのです。
「エリコに向かい合った、モアブのアバリム高地にあるネボ山に登りなさい。頂上から、わたしがイスラエル人に与えるカナンの国を見渡すのだ。
ここでの新しい安息の地とは、ヨシュアに率いられて入ったカナンの地(現在のパレスチナ)ではありません。もしそうなら、ずっとあとになって、今日がそこに入る時だなどと言われるはずがないからです。
約束の地を征服したのち、といっても、まだ七つの部族は、神が与えてくださるという約束の地を征服したわけではありませんでした。イスラエルの民はシロに集まり、幕屋を建てました。
主が、目の前の強大な国を次々と追い払ってくださった以上、もうだれ一人、立ち向かう者はいない。
エモリ人をはじめ、この地の全住民を追い出してくださったのも主です。もちろん、私たちは主に従う道を選びます。私たちにとって、神様は主おひとりだけですから。」
こうして、神の宮がシロにあった間中、ダン族はミカの彫像を拝んでいました。
話がまとまると、ケルビム(天使を象徴する像)の上に座している万軍の主の契約の箱を迎えにやらせました。エリの二人の息子ホフニとピネハスも戦場までついて来ました。