コルネリオが言いました。「実は、四日前の午後のことです。ちょうど今ごろですが、いつものように祈っておりましたところ、突然、輝くばかりの衣をまとった人が目の前に現れたのです。
朝、昼、晩と、私は神に祈り、大声で嘆願します。 すると、主はその願いを聞き入れてくださいます。
その人は続けました。「ダニエル、恐れることはない。あなたが神の前で断食し、幻の意味を悟ることができるように祈り求めた最初の日に、あなたの願いは天において聞かれ、すでに答えられているからだ。その日に、私はあなたに会うため、ここに遣わされていた。
天使の顔はいなずまのように輝き、衣は雪のような白さでした。
その青年がおもむろに口を開きました。「そんなに驚くことはありません。十字架につけられたナザレのイエスを捜しているのでしょう。あの方はもうここにはおられません。復活されたのです。ごらんなさい。ここが、あの方の納められていた場所です。
「いったい、どうなってるのかしら。」女たちは途方にくれました。すると突然、まばゆいばかりに輝く衣をまとった人が二人、目の前に現れました。
彼らがなおも目をこらして見上げていると、突然、白い衣を着た人が二人、そばに立って言いました。
すると三人は、ローマ軍の士官コルネリオがたいそう信心深い人で、ユダヤ人みんなから好意を持たれていることや、そのコルネリオのもとに現れた天使が、ペテロを招いて神のことばを聞くように指示したいきさつなどを話しました。
ですから、お招きを受けた時、何のためらいもなくやって来たのです。」
ある日の午後、彼は幻を見ました。午後三時ごろのことで、意識ははっきりしていました。幻の中で天使が現れ、彼のところへ来て、「コルネリオよ」と呼びかけるではありませんか。
その人は、『コルネリオよ。あなたの祈りも良い行いも、神はすべてご存じです。
ある日の午後、ペテロとヨハネは宮へ出かけました。日課である午後三時の祈りをするためです。