あらゆるものには定めがあります。それぞれの将来は、ずっと以前からわかっているのです。だから、自分の運命について神と議論しても無駄です。
神の呼ぶ声が聞こえます。「アダム、なぜ隠れるのだ。」
神が自分のすることを、 あなたにいちいち説明しないからといって、 なぜ神に文句を言うのか。
「おまえはまだ全能者と口論したいか。 それとも降参するか。 神を批判する者よ、答えてみよ。」
神は人間ではないので、 私は自分を弁護することができません。 もし神が人間なら、 対等な立場で話し合えるでしょう。 私たちの間には仲裁人がいません。 仲を取り持つ者がいないのです。
また草花のようにはかなく、
どんなに賢明な人でも、 どんなに良い教育を受けた人でも、 主と対等にやり合うことなどできません。
今あるものは、ずっと昔にもあったことです。これから起こることも、以前に起こったことです。神は、はるか昔にあって今は跡形もなくなっているものを再び生じさせているのです。
しゃべればしゃべるだけ、口にすることばの意味が薄れてきます。だから、全然しゃべらないほうがましなのです。
わたしが彼らのもとに、ヨルダンの密林から出て囲いの中の羊に忍び寄るライオンのような侵略者を送るので、エドムは一瞬のうちに滅びる。そのあとで、わたしの選んだ者をエドム人の上に立てよう。わたしのような者がいるだろうか。だれがわたしを呼びつけて、報告を求めることができるだろう。どの羊飼いが、わたしに反抗できるだろうか。」
いったい、あなたがたは主を怒らせようとしているのですか。自分が主よりも強いとでも言うのですか。