そのような若者は、牢獄から出て立身出世することでしょう。それどころか、生まれが卑しくても、王にさえなれるかもしれません。
王はすぐさまヨセフを呼びにやりました。さっそく地下牢から呼び出されたヨセフは、急いでひげをそり、服を着替えて王の前に出ました。
エホヤキン王とその家臣たち、王母はそろって降伏し、王は捕虜としてバビロンへ引いて行かれました。ネブカデネザル王の第八年のことです。
王は死んで、その子エホヤキンが新しく王となりました。
その結果、目の前で息子たちが次々に殺されるのを見せられたのち、両眼をえぐり出され、足かせにつながれたままバビロンへ連行されました。
貧しい者と謙遜な者を富ませ、 苦しむ者を安全な場所へ連れて行く。
こんな若者なら、たとい王位を奪うことになっても、人々は喜んで協力するに違いありません。
頼みの綱であった、主に油注がれた私たちの王は、 敵の罠にかかって捕まりました。 この偉大な王さえいれば、 どんな国が来ても大丈夫だったのに。
このことばを語り終えないうちに、天から声があった。「ネブカデネザル王よ。あなたに宣告する。あなたはもう、この国の王ではない。
主は、貧しい者をちりの中から、灰の山から引き上げ、 高貴な者のように取り扱い、 栄光の座につかせてくださいます。 この世はすべて主のものですから。 主はこの世界をふさわしくされました。