神のすることは風の通り道と同様に神秘的です。それはまた、母親の胎内の赤ん坊にたましいが吹き込まれるのと同じように不思議なものです。
全能者の力を推し量ることはできない。 しかし、神はこの上なく正しく、 思いやりにあふれているので、私たちを滅ぼさない。
わたしが地の土台をすえた時、 おまえはどこにいたか。 わかるなら言ってみよ。
神は、目をみはるような奇跡を何度でも行うからだ。
主よ。あなたの知恵で、さまざまな営みができ上がり、 地は豊かに満ちあふれています。
ああ、神である主よ。 あなたは何度も大きな奇跡を見せてくださり、 いつも私たちのことを心に留めてくださっています。 ほかのだれに、こんなすばらしいことができるでしょう。 だれも比べものにはなりません。 あなたのすばらしいみわざは、 どんなに時間をかけても語り尽くせないのです。
主よ、あなたはなんとすばらしい奇跡を なさることでしょう。 あなたの御思いの深さには測りがたいものがあります。
しかし、風の状態が良くなるまで待っていたら、 何一つなすことはできません。
私はこのことを、神が人間に与えたさまざまの仕事と関連して考えてみました。
あらゆることには、ふさわしい時というものがあります。また神は、人間の心に永遠を思う思いを与えました。しかし、人は神の働きの全体を見ることができないのです。
知恵は遠いかなたにあって、探し出すのはきわめて困難です。
まだわからないのですか。 全世界を造った永遠の神は、 決して疲れたり、衰弱したりしません。 神の知恵の深さを推し測ることができる者は、 一人もいません。
風は音が聞こえるだけで、どこから吹いて来て、どこへ行くのかわかりません。御霊も同じことです。次はだれにこの天からのいのちが与えられるか、わからないのです。」
ああ、なんとすばらしい神を、私たちは信じていることでしょう。その知恵と知識と富は、なんと豊かなことでしょう。神のなされる方法を理解することなど、とうていできません。