愚か者は大した仕事でもないのにうろたえ、 ささいなことにも力を出せない。
住む家もない人々は、荒野をあてどなくさまよい、
神はすぐさま、安全で住むのに適した地へと 移してくださったのです。
斧の切れ味が悪くなると、余計な力がいる。 そんなときには刃を研ぐことだ。
愚か者は将来について知っているふりをして、 事細かに話して聞かせる。 しかし、これから起こることは、 だれにもわからない。
王が幼く、指導者たちが朝から酔っている国は、 とんでもない目に会う。 王が名門の出で、 指導者たちが勤勉を第一と心がけていて、 これからの仕事のための英気を養うときにだけ 宴会を開いている国は幸せです。
どこを歩くかで、 その人が賢いのか愚かなのかがわかる。
どうして、少しも力のつかないもののために 金を無駄遣いするのか。 少しも腹の足しにならない食べ物のために 金を払うのか。わたしの言うことを聞きなさい。 そうすれば、たましいを元気にする 栄養価の高い食べ物をどこで手に入れるか、教えよう。
正しい人が滅び、神を敬う人が道半ばで死んでも、 誰ひとり深刻に考えず、不思議にも思いません。 神がそのような人を、災いが来る前に取り去ったことに 気づく者は一人もいません。
捕らえられた者たちが彼らをあざける時が こようとしている。 『強盗ども。とうとう年貢の納め時だ。 人を虐げ、ゆすり取った当然の報いを受けろ』と。」