肉だけに限りません。飲酒でも、そのほか何でも、兄弟のつまずきになるようなことをしないのは正しい行いです。
だがあなたがたは違う。 神の道から離れてしまった。 その「導き」によって、 多くの人が罪を犯すようになった。 あなたがたはレビとの契約をゆがめ、 似て非なる醜悪なものにしてしまった。」 全能の主は語ります。
ところが、その人の心は深みがないので、このすばらしい教えも深く根をおろすことができません。ですから、しばらくして信仰上の問題が起こったり、迫害が始まったりすると、熱がさめ、いとも簡単に離れて行ってしまうのです。
しかし、イエスはふり向いて、「サタンよ。下がれ。そのようなことを言って、わたしをわなにかける気ですか。あなたは人間的な見方をして、神の見方を忘れている」とおしかりになりました。
ですから、これからはもう批判し合うことのないようにしましょう。むしろ、人をつまずかせないようにすることを心がけましょう。兄弟が「悪いことだ」と信じていることを目の前で行って、彼をつまずかせてはいけません。
私たちクリスチャンにとって大切なのは、何を食べるか、何を飲むかではなく、義と平安と聖霊から来る喜びとに満ちあふれているかどうかだからです。
ですから、もし偶像に供えた肉を食べることで兄弟をつまずかせるなら、私は一生それを食べません。
ただし、いくら自由といっても、あなたがたがそれを食べたために、あなたがたよりも良心の傷つきやすいクリスチャンがつまずかないよう、くれぐれも注意してください。
それは、あなたがたに、善悪をはっきり見分ける力が備わり、主が来られる日まで、だれからも非難されることなく、心がきよく保たれるよう願うからです。
そして、まっすぐな道を切り開きなさい。そうすれば、たとえ弱くて足が不自由でも、倒れたり、けがをしたりせず、かえって丈夫になるでしょう。
しかしなお、二、三の非難すべき点があります。教会の中で、バラム(民数22―24章)の信奉者を見過ごしにしているではありませんか。バラムは昔バラクに入れ知恵し、イスラエルの民を性的な罪に巻き込み、偶像礼拝に走らせて、滅びに追いやろうとたくらみました。