主はモーセに命じました。「アロンとその子らを幕屋の入口に連れて来なさい。装束、注ぎの油、罪の赦しのためのいけにえ用の若い雄牛一頭、雄羊二頭、パン種を入れないパンが入ったかごを用意し、すべての民を集めなさい。」
ただし、祭司の務めに当たったのはアロンとその子孫だけです。彼らは、焼き尽くすいけにえをささげ、香をたくなど、至聖所(幕屋の奥で、契約の箱が置かれている所)のすべての仕事を一手に引き受け、毎年、イスラエルの民の贖いの日には務めを果たしました。これらすべてのことは、モーセが命じたとおりに、誤りなく行われました。
預言者モーセとアロン、それにサムエルが 助けを呼び求めた時、主はお答えになりました。
あなたの兄アロンとその子ナダブ、アビフ、エルアザル、イタマルを選び出して祭司に任命し、わたしに仕えさせなさい。
アロンとその子らにこれらの服を着せ、頭にオリーブ油を塗って、祭司に任命しなさい。わたしに仕える者として特別に選び、きよめるのである。
アロンとその子らをわたしに仕える祭司として選びきよめるために、次の儀式を行いなさい。若い雄牛一頭と傷のない雄羊二頭を用意する。
アロンの神聖な服は、跡を継ぐ息子たちのために取っておかなければならない。こののち何代にもわたって、大祭司の油注ぎの儀式に用いるのだ。
織って作った帯をつけさせ、頭に帽子をかぶらせる。こうして、彼らは永遠に祭司となる。あなたは、アロンとその子らを祭司職に任命しなさい。
こうしてついに、主がモーセに指示したいっさいの作業が終わりました。
次に、アロンと息子たちを幕屋の入口に連れて来て沐浴させ、
これが、シナイの荒野で主がモーセに教えた、いけにえのささげ方です。
四人とも祭司でした。幕屋で仕えるために選ばれ、任命されたのです。