戦いで弱気を起こし、敵前を逃げ惑うように、追いかけられもしないのに力なく恐怖におののく。
わたしは助けない。 道は二つ。 囚人となって、よろめきながら引かれて行くか、 虐殺されて横たわるかだ。 それでもわたしの怒りは収まらない。 なお打ちのめそうと、こぶしを振り上げる。
万一バビロン軍を負かし、生き残りのわずかな兵が重傷を負ってテントに横たわっていたとしても、彼らははい出して来ておまえたちを破り、この町に火をつける。」
数えきれないほどの人が倒れ、死人の山ができる。 その時、ユダヤ人の残った者は言う。 『さあ、生まれ故郷のユダへ帰ろう。 こんな恐ろしい虐殺の現場から遠ざかろう。』
わたしは彼らの道につまずきの石を置く。 父や子はつまずき、隣人や友人も共に倒れる。
わたしの責任ではない。敵に追い散らされても助けはしない。あなたがたは憎しみに燃えた敵に支配され、追いかけられもしないのに逃げ出す。
騎兵が振りかざす剣と槍が、きらめいているのを見よ。 死人が通りに横たわっている。 どこもかしこも死体の山だ。 人々はそれにつまずいて転び、ようやく置き上がり、 再び倒れる。
勝手に進んだら、敵にやられるだけだ。主はもういっしょにはおられないのだぞ。
大混乱の中で、主はミデヤン軍全体が同士打ちするようにさせたので、そこは修羅場と化し、生き延びた者たちは闇の中をツェレラ近くのベテ・ハシタや、タバテに近いアベル・メホラの境界まで逃げて行きました。
ペリシテ軍はイスラエル軍を撃破し、イスラエルでは約四千人の犠牲者が出ました。