昔、士師といわれる人たち(イスラエルに王国が設立されるまでの軍事的・政治的指導者)が治めていたころのことです。イスラエルを大ききんが襲いました。そのため、ユダのベツレヘム出身のエリメレクは、家族とともにモアブの地に移り住みました。妻の名はナオミといい、二人の間にはマフロンとキルヨンという息子がいました。
ちょうどそのころ、この地方一帯がひどいききんに見舞われたので、何とかしなければならなくなったアブラムは、ひとまずエジプトに避難することにしました。
ところで、そのころ、国中がひどいききんに見舞われました。アブラハムの時代にあったのと同じような大ききんです。それでイサクは、ペリシテ人の王アビメレクが住むゲラルの町に移りました。
この地のききんはひどくなる一方でした。カナン地方を覆い尽くし、少しも衰えを見せません。
ダビデの治世に、大ききんが三年も続きました。そのため、ダビデが特別に時間をかけて祈ったところ、主は答えました。「ききんの原因はサウルとその一族の罪にある。彼らがギブオン人を殺したからだ。」
そのころ、サマリヤはひどいききんに見舞われていたのです。そこでエリヤは、アハブのもとに向かいました。
ベツレヘムの父サルマ、ベテ・ガデルの父ハレフ。
サルマの子孫は、その子ベツレヘム、ネトファ人、アテロテ・ベテ・ヨアブ、マナハテ人の半分、ツォルア人。
主がカナンの地にききんを呼び寄せられると、 食糧が底をつきました。
悪者どもの手に入れた肥沃な地を、 塩分の多い荒れ地に変えられます。
主は日照りについて、次のようにエレミヤに説明なさいました。
「人の子よ。この国の人々がわたしに罪を犯すとき、わたしは、こぶしで彼らを打ちのめし、食糧の供給を絶ち、ききんで人間も動物も絶ち滅ぼす。
主は語ります。「戦争とききん、どう猛な野獣と疫病、この四つの厳罰がエルサレムに下り、すべての生きものを滅ぼそうとしている。
自分の力に頼ろうとする思い上がりを、粉々に砕く。思い知るがいい。天は鉄のように、地は青銅のようになり、一滴の雨も降らず作物も実らない。
主はこう言います。 「あなたがたを飢えさせたが、何にもならなかった。 それでも、わたしのもとに帰ろうとはしなかった。
「ベツレヘム・エフラテよ。 あなたはユダの小さな村にすぎないが、 永遠の昔から生きている、 イスラエルの支配者が生まれる地となる。」
いくら種をまいても、いなごが食べてしまうので、収穫はわずかです。
エフタの次に士師となったのは、ベツレヘムに住んでいたイブツァンです。
ある日、ユダのベツレヘム出身の若い祭司が、安住の地を求めてエフライム地方にやって来ましたが、道中、ふとミカの家の前で立ち止まりました。