イエスは言われました。「以前、いっしょにいた時、モーセや預言者の書いたこと、それに聖書の詩篇にあることは、必ずそのとおりになると話して聞かせたはずです。忘れてしまったのですか。」
また、シャレム〔エルサレム〕の王、いと高き天の神の祭司メルキゼデクは、パンとぶどう酒を持って来て、
世界中の国々に祝福をもたらす。それはみな、あなたがわたしの言うことに従ったからだ。」
これからのち、おまえと女は敵対するようになる。おまえの子孫と女の子孫も同じだ。女はおまえを恐れるだろう。子孫同士も、互いに相手を敵視するようになる。おまえは彼（キリストを暗示する）のかかとにかみついて傷を負わせるが、彼に頭を踏み砕かれてしまうのだ。」
その王位はシロ（権威を持つ者、メシヤとも解される）が来る時まで続く。人々がみなシロに従うその時まで、ユダは安泰である。
大工の捨てた石が、 今では一番大切な土台石になりました。
しかし、神である主のことばは違います。 「わたしはシオンに土台石を置く。 それは試験ずみの、かけがえのない隅の親石で、 どんな重さにも耐える。 信じる者は二度と逃げなくてもよい。
「見よ。わたしのしもべ（メシアである主イエス）は 繁栄し、高く上げられる。
それならそれでいいでしょう。しるしは主が決めます。見ていなさい。処女が男の子を産みます。彼女は生まれた子にインマヌエル（「神が私たちとともにいる」の意）という名前をつけます。
一人の男の子が私たちのために生まれます。 その肩にすべての主権が与えられ、 その子は、「すばらしい助言者」「全能の神」 「永遠の父」「平和の君」と呼ばれます。
やがて、わたしがダビデの王座に、 正義の若枝を置く時がくる。 彼は知恵と正義をもって治める王となり、 地上に正しさが行き渡るようにする。 『主は私たちの正義』が、彼の呼び名だ。 その時、ユダは救われ、 イスラエルは平和のうちに過ごす。
イスラエルとユダに、わたしが約束しておいたすべての祝福の実現する日がくる。
神である主はこう語ります。「わたし自身が、一番高いレバノン杉の木のこずえから、一番柔らかい若枝を摘み取り、イスラエルの一番高い山の頂に植える。木はやがて枝を伸ばし、実を結んで、りっぱな杉の木となる。その下にはあらゆる種類の動物が集まり、枝にはあらゆる種類の鳥が巣を作る。
わたしは、民全体を牧する一人の羊飼いを立てよう。それはわたしの忠実なしもべ、ダビデである。彼は羊飼いとなって、わたしの民を養う。
この王たちの時代に、天の神は、決して滅ぼされることのない一つの国を起こします。だれもこの国を征服できません。その国は、すべての国々を打ち砕いて滅ぼします。まさに永遠不滅の国なのです。
次に、人のように見えるお方が、 天からの雲に乗って来るのが見えました。 その方は、神の前に導かれました。
のちに彼らは、彼らの神、主と、彼らの王であるメシヤのもとに帰って来るでしょう。終わりの日に、彼らは震えおののきながら、うやうやしく主とその祝福に近づいて来るのです。
その時には、今は荒れ果てたままになっている ダビデの町を再建し、以前のように栄えた町にする。
その日、わたしはエルサレムのすべての民に、恵みと祈りの霊を注ぐ。彼らは、自分たちが突き刺した者を見て、まるでひとり息子のためのように嘆き、長男が死んだときのように深く悲しむ。
全能の主は言います。 「剣よ、目を覚まして、わたしの仲間、 わたしの同僚である牧者に切りかかれ。 その牧者を打ち倒せ。 そうすれば、羊は散り散りになる。 しかし、わたしは戻って来て、 子羊を慰め、世話をする。
その日、主はエルサレムの東、オリーブ山の頂に立ちます。すると、オリーブ山は真っ二つに裂け、東西に走る非常に広い谷ができます。山の半分が北へ、別の半分が南へ動くからです。
全能の主がこう言われると彼に告げよ。『あなたは、やがて来る人を表している。その名は「若枝」で、自分自身から成長し、主の神殿を建てる。
わたしの民よ、大いに喜べ。 歓声を上げよ。 見よ。おまえたちの王が来る。 その王は正しい方、勝利者だ。 柔和で、ろばの子に乗っている。
主の答えはこうでした。「銅で毒蛇の複製を作り、竿の先に掲げなさい。かまれた者で、わたしの言うとおり、それを見上げる者は助けよう。」
事故だとはっきりしたら、加害者を保護しなければならない。その時の大祭司が死ぬまで、彼は避難用の町に住むことになる。
このことはみな、神が預言者（神に託されたことばを語る人）を通して語られた、次のことばが実現するためです。
その時からイエスは、ご自分がエルサレムに行くことと、そこでご自分の身に起こること、すなわち、ユダヤ人の指導者たちの手でひどく苦しめられ、殺され、そして三日目に復活することを、はっきり弟子たちに話し始められました。
しかし、もし今そんなことをしたら、こうなると書いてある聖書のことばが実現しないではありませんか。」
いいですか、こうなったのはすべて、預言者たちのことばが実現するためです。」 この時、弟子たちはみな、イエスを見捨てて逃げ去りました。
なるべく多くの時間をさいて、弟子たちと語り合い、教育するつもりだったからです。「メシヤ（救い主）であるわたしは裏切られ、殺され、そして三日目に復活します」と、イエスは教えられました。
神のさばきの日だからです。預言者が書いた聖書のことばどおりのことが起こるのです。
『彼は罪人の一人に数えられた』（イザヤ53・12）という預言どおりのことが、わたしに起こるのです。わたしについて言われたことは、必ずそのとおりになるのです。」
イエスは、さらに続けられました。「キリストは苦しめられ、殺され、そして三日目に復活することが、ずっと昔から記されていたのです。
「わたしは多くの苦しみを受け、ユダヤ人の指導者たち、長老、祭司長、律法の専門家たちに捨てられ、殺され、そして三日目に復活するのです」と話しました。
「いいですか、よく聞いて、しっかり覚えておきなさい。メシヤ（救い主）であるわたしは、やがて裏切られます。」
モーセが荒野で、青銅で作った蛇をさおの先に掲げたように（民数21・9）、わたしも木の上に上げられなければなりません。
あなたがたは、永遠のいのちを見つけようと熱心に聖書を調べています。その聖書がわたしを指し示しているのです。
それもみな、あなたがたがほんとうはモーセを信じていないからです。なぜなら、モーセはわたしのことを書いたのです。そのモーセを信じないなら、わたしをも信じないのです。
くれぐれも注意してください。預言者たちの次のことばが、皆さんに的中しないように。
あなたは、私のたましいを地獄に放置せず、 あなたの聖なる息子の体を、 朽ち果てさせることもない。
しかし神様は、実にこのことによって、メシヤは苦しめられるという預言を実現してくださったのです。
このモーセが、『神様はあなたがたの中から、私のような預言者をお立てになる』と、イスラエルの人々に宣言したのです。
律法による古い制度は、やがてキリストが与えてくださるもののすばらしさを、かすかに味わわせてくれるにすぎません。いけにえは年ごとに何度もくり返されましたが、それをささげた人たちを救えませんでした。
確かにモーセは、神の家のために賞賛に値する仕事をしましたが、モーセの果たした役割は後に起こることを指し示すことでした。
メルキゼデクは、サレムの町の王で、非常に高貴な神の祭司でした。アブラハムが多くの王たちとの戦いに勝って凱旋した時、メルキゼデクは出迎えて祝福しました（創世14・18-20）。
聖霊はこのことを通して、次のことを教えています。古い制度のもとで、第一の部屋と、それに代表される儀式があるかぎり、第二の部屋である至聖所に入る道はまだ閉ざされているということです。
心の中のキリストの御霊が何を語っておられるのか、理解していませんでした。聖霊は、やがてキリストの身にふりかかる苦難と、それに続く大きな栄光とを書きとめるように命じられたのです。彼らは、いったいそれが、いつ、だれに実現するのか知りませんでした。
そのとき私は、天使の足もとにひれ伏して、礼拝しようとしました。すると天使は、「何をするのです。そんなことはやめなさい。私も、神に仕える者にすぎません。あなたや、イエスへの信仰を明らかにしているクリスチャンたちと同じ者です。すべての預言も、いま私が告げたすべてのことばも、ただイエスをあかしするためです。」
