中へ入って見ると、主イエスの体は影も形もありません。
一行は湖の向こう岸へ渡りましたが、食べ物を持って来るのを忘れていました。
着いてみると、どうしたことでしょう。墓の入口をふさいであった大きな石が、わきへ転がしてありました。
痛々しい母親の姿を見てかわいそうに思ったイエスは、「泣かなくてもいいのですよ」と、やさしく声をおかけになりました。
だから今、ユダの代わりにほかの人を、イエスの復活の証人に選ばなければなりません。選ばれる者の資格ですが、何と言っても、初めから私たちと行動を共にしてきた人でなければいけません。そう、イエス様がヨハネからバプテスマを受けて以来、別れを告げて天にのぼられるまでの間、ずっと私たちといっしょにいた人です。」