それから、天に不思議な現象が起こります。太陽と月と星には不吉な前兆が現れ、地上では荒れ狂う海と高潮のために、諸国民はおじ惑います。
海よ、鳴りとどろき、白くあわ立つがよい。 山よ、激しく揺れ動くがよい。
星も太陽も月も一筋の光さえ放たず、 天は真っ暗になる。
神に守られている国をめがけて、 怒濤のように押し寄せる軍勢を見なさい。
ついに天の軍勢の主はシオンの御座に上り、 イスラエルの長老たちの見ている前で、 エルサレムを中心に世を治めます。 その栄光は、太陽の輝きも月のうるわしさも、 色あせてしまうほどです。
海鳴りのようなうなり声とともに、 犠牲者を、ひと呑みにします。 イスラエル中が絶望のやみと悲しみに沈み、 空は暗黒になります。
わたしはあなたの神、主であって、 海を真っ二つにし、とどろく波を壁にして 通り道を造った。
彼らの地を見下ろすと、見渡す限りの廃墟で、 空は真っ黒です。
その時、あなたの国を守る強力な御使いの君主、ミカエルが立ち上がり、あなたのために天で悪魔の軍勢と戦う。こうして、これまでのユダヤの歴史で経験したどの苦難よりも深刻な、苦しみの時がくる。だが、あなたの同胞のうち、いのちの書に名が記されている者は、みな耐え忍ぶことができる。
一番ましな者でも、いばらのようにとげとげしい。 最もまっすぐな者でも、 いばらの垣根よりねじれている。 そんなあなたをさばく日が、すばやくやってくる。 処罰の時がそこまできている。 混乱と破滅と恐怖があなたに起こる。
これらの迫害が続いたすぐあとで、太陽は暗くなり、月は光を失い、星は天から落ち、天体に異変が起こります。
さて時間がたち、正午にもなったころ、急にあたりが暗くなり、一面の闇におおわれました。それが三時間も続きました。
この苦難の時に続いて、太陽は暗くなり、月は光を失い、
その時すべての人が、メシヤのわたしが大きな力と栄光とを帯びて、雲に乗って来るのを見るでしょう。
さて正午になったころ、あたりが急に暗くなり、一面の闇におおわれました。それが三時間も続きました。
人々は敵の手にかかって、むごい殺され方をするでしょう。また、捕虜となって多くの国々に連れ去られたり、追放されたりする人もいます。エルサレムは占領され、神の恵みの時が来て、外国人の勝利の期間が終わるまで、彼らに踏みにじられるのです。
人々は、何かとてつもなく恐ろしいことが起こるのではないかという不安にかられ、意気阻喪します。不動と信じられていた天が揺れ動くのですから、むりもありません。
また、わたしは天と地に不思議なしるしを現す。 血と火と煙の雲だ。
また私は、大きな白い王座と、そこに座っておられる方とを見ました。地も空も、その方の顔を避けて逃げ出し、影も形もなくなってしまいました。
