盲人は、この時とばかり大声で訴えました。「イエス様! ダビデ王の子よ! どうぞ、私にあわれみを!」
愛と恵みに満ちた主は、 一人一人のしわざに報われるのです。
ダビデ王の家系は切り倒されますが、 その切り株から新芽が生え、 そこから一本の若枝が出て、
やがて、わたしがダビデの王座に、 正義の若枝を置く時がくる。 彼は知恵と正義をもって治める王となり、 地上に正しさが行き渡るようにする。 『主は私たちの正義』が、彼の呼び名だ。 その時、ユダは救われ、 イスラエルは平和のうちに過ごす。
これを見た人々は驚いて、「やはり、この人がメシヤ(救い主)ではないだろうか」と言い合いました。
この地方に住んでいるカナン人の女がイエスのところに来て、必死に願いました。「主よ。ダビデ王の子よ!お願いです。どうか、私をあわれと思ってお助けください。娘が悪霊に取りつかれて、ひどく苦しんでいるのです。」
ところが、祭司長やユダヤ人の指導者たちは、イエスが不思議な奇跡を行うのを見、また宮の中で、小さい子どもまでが「ダビデ王の子、ばんざーい!」と叫ぶのを聞いて、すっかり腹を立てました。
押し寄せた群衆は、イエスを取り囲み、口々に叫びました。 「ダビデ王の子、ばんざーい!」 「主をほめたたえよ!」 「このお方こそ神の人だ!」 「主よ。このお方に祝福を!」
イエスが少女の家をあとにされると、二人の盲人が、「ダビデ王の子よ! あわれな私たちをお助けください」と叫びながらついて来ました。
すると、ナザレのイエスがお通りになると言います。
イエスの前を進んで来た人たちが黙らせようとしましたが、そうすればするほど、ますます大声で叫び立てます。「ダビデ王の子よ! あわれみを!」
神のひとり子、主イエス・キリストに関するものです。この方は、人の子として、ダビデ王の家系にお生まれになりました。
「わたしイエスは、これらすべてを諸教会に知らせるため、あなたがたに使者を送りました。わたしはダビデの根であり、その子孫です。また、ひときわ輝く明けの明星です。」