金持ちは言いました。『ああ、アブラハム様。それならせめて、ラザロを私の父の家にやってください。
そして死んで、 二度と家族と楽しむこともできなくなるのだ。
ヨブが友人のために祈ると、主はヨブを、元どおりの裕福で幸せな生活に戻しました。それどころか、前の二倍の物を与えたのです。
もうしばらくすれば、 見ようとしても、悪者の姿は見つけられなくなります。
全く、取るに足りない存在なのです。 それなのに、そういう人々は死後も、 非常に賢い人物として 引き合いに出されたりもします。
神はおまえを激しく打ち倒し、 死人の国へ引きずって行かれる。
一生懸命に築き上げたものが他者のものになると思うと、いやになってきます。
それに、そちらとの間には大きな淵があって、とても行き来はできないのだ。』
まだ五人の兄弟が残っているのです。彼らだけは、こんな目に会わせたくありません。どうぞ、この恐ろしい苦しみの場所があることを教えてやってください。』