しかし、律法の一つでも効力を失ったわけではありません。たとえ天地が滅びようと、律法はびくともしないのです。
草はしおれ、花はしぼむ。 しかし神のおことばは、 いつまでもすたれることがない。」
高い空と足もとの地を見よ。 大空は煙のように消えてなくなり、 大地は着物のように古びる。 そこに住む者は、はえのように死ぬ。 だが、わたしの救いはいつまでもすたれることがない。 わたしの公正な支配は、 とだえることも行きづまることもない。
よく言っておきますが、聖書にあるどんなおきても、その目的が完全に果たされるまで、無効になることはありません。
天と地とは消えてなくなります。けれどもわたしのことばは、永遠に真実なものとして残るのです。
それでは、信仰によって救われるのなら、もはや律法に従う必要はないことになるのでしょうか。いや、全く違います。私たちはイエスを信じてこそ、ほんとうに神の命令に従うことができるのです。
しかし、主のことばは、いつまでも変わることがありません(イザヤ40・6-8)。これこそ、あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばです。
しかし主の日は、盗人のように、思いがけない時にやって来ます。その時、天は恐ろしいとどろきと共に消えうせ、天体は焼けて崩れ落ち、地と地上のすべてのものは跡形もなく焼き滅ぼされてしまいます。
また私は、大きな白い王座と、そこに座っておられる方とを見ました。地も空も、その方の顔を避けて逃げ出し、影も形もなくなってしまいました。
それから私は、新しい天と新しい地とを見ました。そこには海はありません。今までの天も地も、消え去ってしまいました。
その目から涙をぬぐってくださるのです。もはや、死も悲しみも叫びも苦痛もありません。それらはみな、永遠に姿を消したからです。」