他人の富に忠実でなかったら、自分の富さえ任せてもらえないのです。
神に言いました。 「生まれてきた時、私は裸でした。 死ぬ時も、何一つ持って行けません。 私の持ち物は全部、主が下さったものです。 ですから、主はそれを取り上げる権利もお持ちです。 いつでも、どんなときでも、 主の御名がたたえられますように。」
彼女は、持っているものはすべて、 わたしが与えたものであることに気づかない。 彼女の神バアルを拝むために使った金や銀も、 全部わたしが与えたものだ。
でも、どうしても必要なことはただ一つだけです。マリヤはそれを見つけたのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
この世の富も任せられない人に、どうして、天にあるほんとうの富を任せることができるでしょう。
だれも、二人の主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方に忠実であるか、あるいは、一方を重んじて他方は軽んじるようになるからです。神と富の両方に仕えることはできないのです。」