雀五羽はいったい、いくらで売られていますか。たったの二アサリオン(一日分の賃金一デナリの八分の一)ではありませんか。こんな雀の一羽でさえ、神はお見捨てにならないのです。
また野の獣を養われます。 からすの子は、神に食べ物をねだって鳴くのです。
たった一羽の雀でさえ、あなたがたの天の父の許しなしに地に落ちることはありません。
みすぼらしい身なりの未亡人がやって来て、そっと小額の硬貨二枚を投げ入れました。
からすを見なさい。種もまかず、刈り入れもせず、倉を持っているわけでもありません。それでもゆうゆうと構えていられるのは、神が養ってくださるからです。神の目には、からすなどより、あなたがたのほうが大切なのです。
ゆりの花を見なさい。どうして育つのでしょう。紡いだり、織ったりするわけではありません。栄華をきわめたソロモンでさえ、この花ほど着飾ってはいませんでした。