神は、このような横暴な連中から、 身寄りのない者や貧しい者を救う。
神を信じない無法者の牙を折り、 彼らの口にくわえられていた犠牲者を助け出した。
貧しい者の叫びが神の耳に届いたからだ。 神は虐待される者の叫びを聞く。
神は悩んでいる者を救い出す。 人は苦しむと、神のことばを聞くようになる。
神は悪者を祝福せず、最大限の刑罰を加える。
悪者の巣を乱し、振り上げられた腕を とどめたことがあるか。
若いライオンのように吠えたけっていても、 押しつぶされて滅びるのだ。
いつかは、年をとって弱り果てたライオンのように 飢え、子どもたちも散り散りになる。
人の中傷も苦にならず、将来の心配もなくなる。
主よ。あなたは彼らの仕打ちをご存じです。 悪行の数々をじっとごらんになったはずです。 彼らが人々にどれだけ悩みや悲しみを引き起こしたか ご存じです。 ああ主よ。さあ、罰してください。 貧しい者はあなただけが頼りなのです。 あなたは無力な者を助ける方です。
主よ。 あなたは謙遜な人の望みが何であるかご存じです。 必ずその叫びを聞いて救いの手を差し伸べ、 心に安らぎを与えてくださいます。
しかし、神を信じて従う貧しい人には救いを与え、 多くの子どもを与え、繁栄をもたらされます。
主は、飢えている貧しい者の味方となって、 敵の手から救ってくださるからです。
しかし主は、踏みにじられている人々を助け、 貧しい者の権利を守ってくださいます。
心の底から、神への賛美が込み上げてきます。 天にも地にも、主のようなお方はありません。 いったいだれが、身寄りのない弱い者を強い者から守り、 貧しい者を強盗から救い出してくれるでしょうか。
王の手で貧しい者や困っている者が手厚く保護され、 虐待する者たちは容赦なく 懲らしめられるようにしてください。
一方、ネブカデネザル王はネブザルアダンに、エレミヤを捜し出すよう命じました。「あの男が無事かどうか見て来い。十分面倒を見てやり、欲しい物は何でも与えるのだ。」
実は神は、この監督官に、ダニエルを特別に思いやる心を与えていました。