耳もとのささやきのように、こっそりと、 ひとつの真理が私に伝えられた。
あなたが引き合いに出したような例を 私は山ほど見てきた。 言いたいことはよくわかる。
こんなことは神にすればほんの小さなことで、 御力がかすかにささやいただけにすぎない。 まして、神が大声を出したとしたら、 だれがそれに耐えられるだろう。」
それも、人が深い眠りについたあと、 夜の夢と幻の中で。
同様に、今の私たちの神に対する知識や理解は、そまつな鏡にぼんやり映る姿のようなものです。しかし、やがていつかは、面と向かって神の完全な姿を見るのです。いま私が知っていることは、おぼろげで、ぼんやりしています。しかしその時には、いま神様が私の心を見通しておられるのと同じように、すべてがはっきりわかるでしょう。