このわたしが、それを荒れ地に放ち、 住みかとして不毛の地を与えたのだ。
貧しい人は、野ろばのように、一日じゅうかけて、 やっと何とか生きていけるだけの食料にありつく。 子どもの食べる物を探しに、荒野にまで出かける。
野ろばはにぎやかな町を嫌い、 追い手の叫び声を聞くことをいやがる。
悪者どもの手に入れた肥沃な地を、 塩分の多い荒れ地に変えられます。
野ろばは裸の丘に立ち、 のどの渇いた山犬のように肩で息をする。 目を大きく開けて草を探し求めるが、 一本の草も見つからない。」
そのような者には、荒野の乾いた灌木のように、 将来の希望など少しもない。 古き良き時代から永久に見放された彼は、 草木も生えない、塩分の多い荒野に住む。
おまえは、くんくんと鼻を鳴らす、 さかりのついた野ろばそのものではないか。 だれが、おまえの欲情を抑えることができようか。 雄は、おまえを探す必要がない。 おまえのほうから飛んで来るのだから。
だが、沼地や湿地は相変わらず塩水のまま残される。
ひとりぼっちでさまよう野生のろばのようだ。 友と言えば、自分が雇った者たちだけで、 アッシリヤもその一人だ。
全土が塩分を含んだアルカリ性の荒れ地となり、種もまけず収穫もなく、一本の草木も生えません。まるで、主の怒りによって滅ぼされたソドム、ゴモラ、アデマ、ツェボイムのようになってしまいます。