人々は抑圧されて叫び声を上げ、 金持ちの力に屈してうめく。 しかし、誰ひとり、神に泣きつき、 『私を造った神はどこにいるのか。 夜には私に歌を与え、
祭司は奴隷のように売られていく。 神は権力者を落ちぶれさせる。
貧しい者を虐待し、彼らの家を差し押さえたからだ。 彼が元どおりになることはありえない。
町には瀕死の病人のうめきが起こり、 傷ついた者は助けを求めて叫ぶ。 しかし、神は彼らの嘆きに答えようとしない。
貧しい者の叫びが神の耳に届いたからだ。 神は虐待される者の叫びを聞く。
あなたの罪は他の人を傷つけ、 善行は他の人の役に立つこともあるだろうが、 それだけなのだ。
おまえは神のように強く、 神のような大声で雷鳴をとどろかせることができるか。
悪者どもの腕を折り、 最後の一人まで、追いつめて滅ぼしてください。
主はこう言われます。 「立ち上がって、虐待された者、貧しい者、 困っている者を守ろう。 わたしの救いを待ちこがれてきた人々を助け出そう。」
あなたは、かけがえのない隠れ家なのです。 どうして、私のことなど知らないかのように 突き放されるのですか。 どうして、私が敵に痛めつけられて 嘆かなければならないのですか。
何年かして、エジプトの王が死にました。しかし、イスラエル人の重労働は少しも変わりませんでした。相変わらず奴隷として酷使され、うめき苦しんでいました。その苦しみに耐えかねて、泣きながら神に助けを求めました。その叫びは天に届き、
少しでもそんなことがあれば、彼らはわたしに助けを求めるだろうし、わたしは必ず彼らを助ける。
主は続けて語りました。「わたしの民が、エジプトで非常な苦しみを受けているのを見た。無慈悲な監督のむちを取り除いてほしい、と叫んでいる声を聞いた。
今こそイスラエル人の嘆きがよくわかった。苦役に明け暮れ、エジプト人に酷使されている。
次に私は、世界中で行われているしいたげと悲しみを見ました。しいたげられている人が涙を流しても、だれも手を貸そうとしません。一方で、しいたげる者たちはしっかりと手を組んでいます。
彼らは心配のあまり眠れない。 それでも、わたしに助けを求めない。 それどころか異教の神々を拝み、 それらに収穫と繁栄を願い求めている。