呼吸もせず、陽の光を見ることもない 死産の子だったらよかったのだ。
そうすれば、私は母の胎から墓へと移され、 こんな悲惨な目に会わなくてすんだのです。
死んでしまえば、悪い者ももう人に迷惑をかけず、 疲れきった者も休むことができる。
塩をかけられて溶けるなめくじのように、 日の光を知らない死産の子のようにしてください。
神は、老いも若きもいっしょに掃き捨て、 あっという間に滅ぼされます。
一番幸福なのは、生まれて来なかった人で、地上の悪を見たことのない人です。
一方でもし、百人の息子と娘に恵まれ、長寿を得ながら、わずかばかりの遺産もなく、満足な葬式さえ出せなかったとしたら、この人は生まれて来なかったほうがよかったかもしれません。
そして最後に、信仰の未熟児のような私の前にも現れてくださったのです。