ついにヨブは口を開き、自分の生まれた日をのろいました。
一度ヨブの財産を取り上げてみたら、きっとヨブはあなたをのろうでしょう。」
このような事態になっても、ヨブは罪を犯したり、神を悪しざまに言ったりしませんでした。
それから、ヨブとともに七日七夜、地に座っていましたが、だれも黙ったままでした。ヨブの苦しみようがあまりひどいので、話しかけることもできなかったのです。
「ああ、なぜ私は生まれたのか。 こんなことなら、いっそ生まれないほうがよかった。
ヨブさん、あなたは愚か者のような 口のきき方をしている。」
そのため怒りに燃えたモーセは、 思わず軽率なことを口にしてしまったのです。
その時、エレミヤはこう言いました。 「お母さん、何ということでしょう。 こんな悲しい思いをするくらいなら、 生まれてすぐ死んでしまえばよかったのに。 どこへ行っても、私は憎まれ者です。 きびしく返済を迫ったことも、 借りた物を返さなかったこともないのに、 だれもかれも私をのろいます。