悪者は貧しい人に金や穀物を貸す前に、 父のない子を母親の乳房から奪い取り、 その赤ん坊をまず担保として取る。
ある日、エリシャのもとを預言者仲間の一人の妻が訪ねて来て、夫の死を告げました。「夫は主を愛していました。ところが亡くなる時、いくらかの借金があったので、貸し主が返済を求めてきて、もし返せなければ二人の子どもを奴隷にするというのです。」
人々は、「彼らは私たちの同胞ではないか。彼らの子どもは、私たちの子どもも同然だ。それなのに、生きていくために、子どもを奴隷に売らなくてはならないとは。もはや売った娘を買い戻す金もなく、畑も抵当に取られてしまった」と訴えました。
あなたは、相手の着ている物を みな担保に取らなければ、 困っている友人に金を貸さなかったのではないか。 彼らから身ぐるみはぎ取ったに違いない。
だから貧しい人は着物もなく、裸で歩き回り、 お腹をすかせながら、他人の食糧をかついで働く。
山ではにわか雨に会ってずぶ濡れになり、 住む家もないので洞窟の中で生活する。
私は曲がったことの嫌いな裁判官として、 生活苦にあえぐ貧しい人や、 身寄りのない子どもたちを助けてきた。
それでは、身寄りのない孤児を傷つけ、 友を売るのと同じではないか。
真っ先に主の怒りに触れるのは、長老や重臣です。 彼らは貧しい人から力ずくで巻き上げ、 力のない小作人から取り上げた穀物で、 倉をいっぱいにしました。
また、同胞のイスラエル人をさらって奴隷にしたり売り飛ばしたりする者は死刑に処せられます。そのような罪悪は除き去りなさい。
