正直で公正な者だけが神と論じ合うことが許され、 さばき主である神によって無罪放免となる。
私が不敬虔な者ではないので、 神の前から即刻立ち退きを命じられないことが、 せめてもの頼みの綱だ。
ああ、全能者とじかに話してみたい。 この問題を直接、話し合ってみたい。
しかし神は、私の身に起こった一部始終をご存じだ。 私を調べてもらえば、 神は私が完全に潔白であると認めるはずだ。 そうだ、純金のように混じり気がない者だと。
たとい私が正しくても、自分を弁護しない。 ただただ、あわれみを求めるだけだ。
主はこうも告げます。 「さあ、語り合おう。 おまえたちの罪のしみがどんなに頑固でも、 わたしはそれをきれいにし、 降ったばかりの雪のように真っ白にする。 たとい紅のような真っ赤なしみでも、 羊毛のように白くする。
神よ。これまでどんな問題にも、 あなたはいつも正義をもって答えてくださいました。 しかし今度は論じ合いたいのです。 どうして、悪人がこんなに栄えているのですか。 どうして、心の曲がった者が こんなにも幸福なのですか。
こういうわけで、今は、キリスト・イエスに属する人が罪の宣告を受けることはありません。