神は私を物笑いの種にした。 人々は私の顔につばを吐く。
「知らせてくれたら、名残を惜しみ、快く送り出すこともできたのに。
イスラエルの民を、彼らに与えた地から追い払う。また、わたしにささげられた神殿を投げ捨てる。イスラエルは、すべての国々の物笑いとなり、見せしめとなるだろう。
私は神に助けを願い、 じきじきに答えていただいたこともあるのに、 今は人の笑い草になっている。 品行方正な私が、物笑いの種となっているのだ。
あざける者が私を取り巻き、 右を見ても左を見ても、彼らの姿が目につきます。
彼らは私をさげすんで近寄らず、 私の顔につばを吐きかける。
それなのに私は今、彼らの下品な歌でばかにされ、 笑い者になっている。
あなたは「ユダヤ人」ということばを、 国々の間で侮蔑と恥の代名詞となさいました。
復讐心に燃えた敵は、私たちを常にさげすみ、 あざけり、なじり、のろっています。
私が罪を恥じて謙遜になり、 悲しんで荒布をまとうと、彼らは私を笑いものにします。
あなたがたの豪勢な宴会には心地よい音楽が流れ、 雇った音楽隊も一流のものです。 ところが主のことは頭にありません。
しかし、主は答えました。「父親が娘の顔につばをしてさえ、娘は七日間汚れるではないか。ミリヤムを野営地の外に出しなさい。七日たったら連れ戻してもよい。」