神は私を憎み、 怒りにまかせて私の体を引き裂きます。 私に向かって歯ぎしりし、 生きている気配さえ消し去ってしまおうと 身構えておられるのです。
なぜ御顔をそむけて、私を敵の手に渡すのですか。
壁に囲まれた牢獄にぶち込まれ、 私は朽ちた木のようになり、 虫に食われた着物のようになります。
あなたが怒って着物を裂いただけで、 地震が起こったり、 岩が動いて移ったりするとでも思っているのか。
神は私を敵視し、私に向かって怒りを燃やす。
あなたは残酷にも、本気で力まかせに私を責めます。
神は重箱の隅をつつくように、 一つのあらも見のがすまいと目を光らせ、 あなたを敵視しているとあなたは言う。
主は弓矢で私を狙いうちにした。 その毒矢は心臓深く突き刺さった。 神からの恐怖は隊列を組んで私に襲いかかる。 そのたびに、身のすくむような思いがする。
私をのろわせるのに、 町のならず者まで駆り集めていたからです。
神は、ご自分を信じる人を陥れようと企む者を 笑われます。 彼らのさばかれる日が近いのをご存じだからです。
神を忘れ去った者へ、最後のチャンスを与えよう。 わたしはおまえを引き裂こうとしている。 だれもおまえを助けることはできない。
敵はあなたをあざ笑い、 ののしって言います。 「とうとう、この都を滅ぼしたぞ。 待ちに待った時がついにきた。 この目で、都が倒れるのを見た。」
主は熊やライオンのように、 私に襲いかかろうと待ち伏せています。
ライオンが獲物を引き裂くように、 わたしはエフライムとユダとを引き裂き、連れ去る。 彼らを助けようとする者たちを追い散らす。
『さあ、主に帰ろう。 私たちを引き裂いたのは主だ。 その方が治してくださる。 主は傷つけたが、手当てしてくださる。
敵よ、私のことで喜ぶな。 私は倒れても、また起き上がるからだ。 たとえ暗闇の中に座っていても、 主が私の光となる。
この告発に、ユダヤ人の指導者たちの怒りは爆発しました。彼らは歯ぎしりしてくやしがりました。