これから言うことを、最後までよく聞いてほしい。
私が不敬虔な者ではないので、 神の前から即刻立ち退きを命じられないことが、 せめてもの頼みの綱だ。
私は自分が正しいことはわかっている。 これが私の言い分だ。
さあ、聞いてくれ。 私の考えの背景にある道理と訴えに耳を貸してくれ。
「私の言い分をよく聞け。 とにかく、話させてほしい。 そのあとで、好きなだけあざければよい。
私の言い分を聞き、 私の立場を理解してくれる者はいないのか。 だれが何と言おうと、私は正しい。 もし間違っていたら、全能者がそれを指摘すればよい。 敵の起訴状が正当であることを、全能者が認めればよい。
そこでヨブさん、私の言い分を聞いてもらいたい。
