せっかくだが、これまでのご託宣は、 灰ひと握りの値打ちもない。 あなたたちは神を弁護しているつもりだろうが、 そんなものは土器のようにもろいのだ。
「ありがとうございます。こう申し上げる私自身が、ちりや灰にすぎない者だということは、よく承知しております。ですが、もう少しお尋ねしてよろしいでしょうか。
やがて、主なる神が人を造る時がきました。まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。そこで人は、生きた人格を持つ者となりました。
神の威厳に、あなたたちは恐れを覚えないのか。 そんなことがよくできたものだ。
余計な口出しはしないで、ほっておいてくれ。 私に話させてくれ。 結果がどうなろうと、私が責任をとる。
彼の記憶は地上から一掃され、 彼を覚えている者は一人もいなくなる。
あなたがたは前提から間違っている。 なぜ私を慰められると思っているのか。」
ヨブの最後の弁明。
ヨブの弁明の続き。
それに引き替え、永遠の王である主のご名声は、 いつまでも語り継がれます。
彼のした悪事をかた時も忘れず、 その名を人々の記憶から消し去ってください。
しかし主は、悪者どもを地上から抹殺し、 彼らがいたという記憶さえぬぐい去られます。
主はモーセに言いました。「このことを書き記して永遠に残る記録としなさい。いつまでも忘れないようにするのだ。またヨシュアに、アマレク人はわたしが完全に滅ぼし、記憶にさえ残らないようにする、と伝えなさい。」
正しい人のことを思い出すのは楽しいものです。 しかし悪人の名前は、思い出すだけでも不愉快です。
私たちが仕えた神々は死んで姿を消し、 もう息を吹き返しません。 あなたが彼らに立ち向かい、滅ぼしたからです。 彼らはすっかり忘れ去られました。
私たちがいま住んでいる地上の家が取りこわされても〔すなわち、私たちが死んでこの肉体を離れても〕、天には新しい体、永遠に保証された家があります。それは、人の手ではなく、神の手でつくられた家です。