お願いです。私がちりで造られたことを 思い出してください。 こんなにも早く、私をちりに逆戻りさせるのですか。
やがて、主なる神が人を造る時がきました。まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。そこで人は、生きた人格を持つ者となりました。
死ぬまで汗水流して土地を耕し、働いて糧を得、そしてついに死に、再び土に帰る。土から造られたのだから、また土に帰らなければならないのだ。」
あなたは私を牛乳のように注ぎ出して、 チーズのように固めました。
私はあなたが求めているような、 あなたと神の間に立ち、 双方の代弁者になれる人物だ。 あなたを脅したり、怖がらせたりする人たちとは違う。 私も、あなたと同じ、ただの人間だから。
いのちあるものはみな姿を消し、人は元のちりに帰る。
なぜ私の罪を赦し、除いてくださらないのですか。 私は今にも息絶える身ではありませんか。 神が捜しても、私はどこにもいなくなるのです。」
私のいのちは、はかない息のようで、 良いものは何一つ残っていない。
私たちが土くれにすぎず、
もし、あなたのそのような配慮がなければ、 彼らは途方にくれ、飢え死にするしかありません。
ああ主よ。 あなたの民に祝福と救いを注がれるとき、 私にも目を留めてください。
天日で乾かした粘土のようにひからび、 舌は上あごにくっつきました。 主が私を、死のちりの中に置かれたからです。
この悲しみに目を留め、この痛みを感じ取り、 この罪をお赦しください。
人々が朽ちていく存在にすぎず、 風のように、あわただしく去っていく身であることを、 思いやられたからです。
あなたが人間の一生を、どんなに短く、 むなしいものにお定めになったか 思い起こしてください。
あなたのひと言で、人は土に帰ります。
やがて、ちりは元の地に帰り、たましいは、これを授けた神のもとに帰ります。
創造主に敵対して戦う者は、災難に会います。 つぼは、それを作る者と言い争うでしょうか。 粘土が細工する者に、「待ってくれ。 作る物が違っているのではないか」と言ったり、 つぼが、「なんと不器用なんだ」と 文句を言ったりするでしょうか。
それでもなお、誰ひとり神の名を呼び、 あわれみにすがろうとしません。 そこで神も、私たちから顔をそむけ、 罪に引き渡したのです。
しかし主よ、それでもなお、神は私たちの父です。 私たちは粘土で、神は陶器師です。 私たちはみな御手によって造られました。
「イスラエルよ。この陶器師と同じことを、わたしがおまえたちにできないというのか。陶器師の手の中に粘土があるように、おまえたちもわたしの手の中にある。
ある人が粘土でつぼを作る時、その人は同じ粘土のかたまりを、一つは美しい花びんに、もう一つはふだん使いの容器に作り上げる権利を持っていないでしょうか。
このすばらしい宝〔私たちのうちに輝いている光と力〕は、こわれやすい器〔私たちの弱い肉体〕の中に入っています。私たちのうちにある栄光に満ちた力は、神に与えられたものであって、私たち自身から出たものでないことは明らかです。