小羊が第七の封印を解いた時、天に、およそ半時間ほどの静けさがありました。
といっても、霊の気配を感じただけで、 姿を見たわけではないが。 気味が悪いほど静まりかえった中で、 どこからともなく、こう言う声が聞こえてきた。
すべてを主にゆだねて、安心しなさい。 神が立ち上がるまで、忍耐して待つのです。 悪者どもの繁栄ぶりをねたんではいけません。
私は黙って、神からの救いを待ちます。 救うことができるのは神だけですから。
しかし主は、ご自分の聖なる神殿にいる。 全地はその御前に静まれ。」
すべての人よ、主の前で静まれ。主が天から、その聖なる住まいから地に来られるからだ。」
そこで彼らは、石に封印をし、警備の者をおいて、だれも忍び込めないようにしました。
また私は、王座に座っておられる方の右手に、巻物が握られているのを見ました。その巻物には表にも裏にも文字があり、七つの封印で閉じてありました。
彼らは新しい歌を、高らかに歌っていました。「あなたこそ、巻物を受け取って封印を解き、それを開くのにふさわしい方。あなたは殺されましたが、その血によって、あらゆる民族の中から、神のために、人々を買い取ってくださいました。
さらに見ていると、小羊は第一の封印を解いて、巻物を開き始めました。すると四つの生き物の一つが、雷のようにとどろく声で「来なさい」と呼びました。
小羊が第六の封印を解くのを見ていると、突然、大地震が起こりました。太陽は黒布でおおわれたように暗くなり、月は血のように赤く変わりました。
それから、小羊は第二の封印を解き、巻物を開きました。すると、第二の生き物が「来なさい」と呼ぶのが聞こえました。
小羊が第三の封印を解いた時、第三の生き物が、「来なさい」と呼ぶのを聞きました。すると、黒い馬が現れました。その馬にまたがる者は、秤を手にしていました。
第四の封印が解かれた時、第四の生き物が「来なさい」と呼ぶのを聞きました。
小羊が第五の封印を解いた時、私は祭壇を見ました。その祭壇の下に、神のことばを伝え、自分たちの証言に忠実であったために殉教した者全員の、たましいが見えました。