大声で叫びました。それはライオンがほえるような声でした。すると、それに答えるかのように、七つの雷の語る声が私の耳をつんざいたのです。
主の御声は雲間から響きます。 栄光の神は大空に雷鳴をとどろかせます。
王の怒りはライオンのうなり声のように恐ろしく、 優しいことばは草に降りる露のように快いものです。
しかし主は、こう語りました。 「ライオンが羊をかみ殺すときに、 羊飼いの叫び声や騒ぎなど気にもかけない。 さっと襲いかかって一気に食べる。 同じように、シオンの山の上で戦うわたしは、 おびえて逃げたりはしない。 わたしは天の軍勢の主だ。 鳥が巣の上を飛び回るように、 エルサレムの上空を舞う。 こうして都を守り、救い出す。」
主は、だれも立ち向かえない勇敢な戦士となり、 激しい怒りを敵に見せつけます。 ときの声を上げ、敵を蹴散らします。
彼らはライオンのようにほえ、獲物に襲いかかって わたしの民をつかまえ、捕虜として連れ去りますが、 誰ひとり彼らを救い出す者はいません。
だから、彼らに預言して言え。 主は天の聖所から自分の民に呼びかけ、 全世界の民に呼びかける。 『主は、 酒ぶねの中でぶどうの実を踏みつぶす者のように、 大声を張り上げる。
ケルビムの翼の音も、全能の神の声のように、外庭にまではっきり聞こえます。
人々は、主のあとについて歩くようになる。 わたしはイスラエルの敵に向かって ライオンのようにほえ、 わたしの民は西方から震えおののきながら帰って来る。
主がエルサレムの神殿から叫ぶと、地と空は震えだす。 しかし、ご自分の民イスラエルにはとても優しい。 主は彼らの避難所、また力なのだ。
ある日、神はアモスに、イスラエルに起ころうとしていることを幻の中で語りました。この幻をアモスが見たのは、ウジヤがユダの王、ヨアシュの子ヤロブアムがイスラエルの王であった時で、地震が起こる二年前のことでした。 アモスは見聞きしたことを、次のように報告しています。 主は、ねぐらからほえるどう猛なライオンのように、 シオンの山にある神殿から、大声で叫びました。 すると突然、カルメル山のみずみずしい牧草地が しおれて枯れ、羊飼いはみな、声を上げて泣きました。
ライオンがうなり声を上げました。 恐れ、わななきなさい。 神である主の宣告が聞こえます。 それを宣言することをことわろうとは思いません。
そのとき私は、滝のとどろきか激しい雷鳴のような、天からの音を耳にしました。ハープに合わせて歌う大合唱でした。
また私は、天に、これからの出来事を暗示する、もう一つの巨大なしるしを見ました。最後の七つの災害を地上に下す任務が、七人の天使に与えられたのです。こうして、ついに神の怒りが頂点に達しました。
それから、四つの生き物の一つが、永遠に生きておられる神の激しい怒りで満ちた金の鉢を、七人の天使に一つずつ手渡しました。
王座からいなずまと雷鳴が起こり、その中に、声も聞こえました。王座の正面には、神の七つの霊を意味する七つの明かりが、燃えさかっていました。
それから天使は、祭壇から取った火を香炉にいっぱい盛って、それを地に投げつけました。そのとたん、雷鳴がとどろき、いなずまが走り、激しい地震が起こったのです。